高断熱の家が夏暑いと思われる方も少なくないと思います。でも勘違いしないで下さい。住まい方を間違えてしまうと、夏は暑い家になってしまうだけです。高断熱化された家は、家中がスッポリ断熱材で覆われているため、冬は家の中の熱が外に逃げにくく暖かいのですが、夏は一度熱が入ってしまうと冬と同じく逃げにくいために、逆に家の中が暑くなってしまうんです。ですから高断熱な家ほど、夏の日射を極力家の中に入れないようにする夏対策が必須です。楽園住宅では夏のことも考え、南側は軒の出を出すこと、軒が無い場合は庇を設けること、西側には窓を設けないか、設けても小さな窓としています。
OSMO&EDEL「外付けブラインド ヴァレーマ」
外付けブラインド「ヴァレーマ」は日射エネルギーの透過率が低く、約80%を窓の外で遮断します。窓とブラインド間の空気が対流し熱が屋外に拡散するためです。これに対し、室内に付けた日除けでは窓と室内ブラインドやカーテンの間で温まった空気で室温が上昇し遮熱効果が期待できません。